あーりんのことが好きな人のブログ

ただただピンク、ただただあーりん。

杏果の卒業が、推しじゃないのに苦しかったのは

はじめまして、こんばんよう。
私は、ももいろクローバーZ佐々木彩夏さんが大好きなオタクです。
限りなく単推しに近いオタクです。
アイドルは好きですが、あーりんほどに好きなアイドルはいなくて、ライブはももクロかAYAKA-NATIONしか行かないようなオタクです。
どうぞよろしくお願いします。


今回、こんな風にブログを開設したのは、気持ちの整理をするためです。
そして前を向くためです。
私の一個人の気持ちの整理にブログという卑怯な媒体を使ったことについては、ここに謝罪します。
気持ちの整理っていっても、どこかで「わかるよ」とか言ってほしかったのかもしれません。
どこまで言ってもオタクってのは利己的で嫌になりますね。って私だけか…
怖いもの見たさで見てしまうかもしれないけれど、大したこと書けないし、なんなら誰かが不快に思う場合もあるかもしれません。
それぞれが持つ想いなんてみんな違うんだから当たり前ですけど。
だから、引き返すなら今です。佐々木彩夏さんのブログ見た方がよっぽど有意義な時間過ごせますからね。
ってことで、忠告はしましたからね!(炎上コワイ)(じゃあ書くな)(でもごめんなさい、書かせてください)







こんな記事を書くに至ったきっかけは、「あれ、なんでこんなに泣いてるんだ、あーりん推しなのに」って思ったからでした。


2018年1月15日、14時すぎ、母との買い物途中でふとスマホを開くと、ももクロを通して出会った方や、身近な友人、
家族からの「大丈夫?」「ももかが……」というLINEで溢れていました。
当初は理解出来ず、とにかくももクロに何かが起きている事だけはわかって、すぐに公式HPに飛びました。
杏果からの直筆の言葉。
正直その瞬間は、「卒業」しか目に入ってこなくて、普通の女の子だの、幸せな8年間だの、あとの言葉は宙ぶらりんで。
どうしようもない無力感と、味わったことがないくらいの絶望感が胸を襲い、それは涙となって現れました。
買いたいものがあったのにろくに買い物もできずに帰路につきました。
結局、杏果からのメッセージの全文を読むのは当日の夜も更けた頃でした。


私は、基本あーりん以外を見ません。
あーりんがステージ上にいない特異的な状況でない限り、
たとえ近くに夏菜子ちゃんがいたって、しおりんがいたって、杏果がいたって、れにちゃんがいたって、
「ごめんね」と思いながら(いや思ってもないかも)、他推しを取り込むかのようにかわいいを振りまく遠くの推しを眺めていました。
TVやライブ映像では、他のメンバーがアップになっていても、その端っこにピンクが見えたなら、
ぷにっぷになほっぺが見えたなら、細くて長い指や手入れの行き届いた爪が見えたなら、内股が見えたなら、そちらだけを見てしまうような重症患者です。


好きになったきっかけはTV番組でした。
なんだか私の知っているアイドル像ではないところに惹かれ、なんだか苦手なはずのピンクのキャッピキャピな女の子が気になり、
YouTubeで動画を漁っては、「この子があーりんか、かわいいな」の繰り返し。
とにかくずっとあーりんが私の中にいます。
だから、私にはあーりんがいればいいんだって、そう思ってました。


でも、2018年1月15日からの私は普通ではありませんでした。
ふいに襲う虚無感、連日腫れっぱなしの目、杏果を責めてしまいそうになる黒い心、
永遠だったはずの未来でさえもコワレモノと知らされる日々に、心が疲弊していくのを感じていました。

何がこんなにただのあーりんオタクな私を悲しませるのだろう。
あーりんは、ここにいてくれるのに。笑顔でいようと、暗い表情や雰囲気を見せまいと頑張ってくれているのに。
どうして。

わからないまま、日々は過ぎていきました。
ミヤネ屋での取り繕ったようなメンバーを見て苦しくて、なのにこれまで見たこともないくらい清々しい顔で笑う杏果を見て、また苦しくて。
ノンストップでもその違和感は拭えませんでした。
あーりんの笑顔が晴れのち曇り、といった様子なのも気がかりで、夜も眠れませんでした。
でも、山ちゃんだったりごぼうだったり、ももクロの顔馴染みの方のラジオ番組で少しずつ「みんなが幸せになってくれれば」って想いが生まれました。
あーりんがブログを更新してくれて、そうか、前に進まなきゃいけないのか、と思ったし、
私も早くあーりんに、夏菜子ちゃんに、しおりんに、れにちゃんに、そして誰よりも杏果に、追いつきたい、と思いました。


でも、2018年1月21日、空が好きだったあなたは、誰の手を引くこともなく、救いの手を差し伸べるでもなく、笑顔で旅立ってしまいました。

誰にも追いつけないまま、私はまだここにいます。


きっと杏果の言葉に嘘はないですよね。
武道館なんていう夢の場所を一人で埋め尽くすし、5人でも紅白、国立、ドームツアーとやってきて、たしかに「やりきった」。
多忙な中、大学にも通ってちゃんと卒業してたり、喉のケア頑張ってたり、オタクに見えない、きっとメンバーやスタッフさんにも見えないたくさんの努力で、
有安杏果はやり遂げ、「やりきった」と思います。
それはあーりんしか見ていない私ですら、凄まじいなって思うものがありました。
そりゃ、「疲れる」よね、って、思うんです。
そんな「疲れる」場所から旅立つのは、天にも昇るような嬉しい気持ちだろうと思います。


私は、ももいろクローバーZが5人である、ということを、1+1=2だよね、くらいな、当たり前のものだと思っていました。
きっと変わらない、ずっと終わらないもの。
そして、その存在は、近くにいればいるほど、会えば会うほど、見れば見るほど、聞けば聞くほど、どんどん私の中に入ってきていました。

だから、ももいろクローバーZが、職業としてのアイドルだってことを、生身の人間だということをいつしか私は忘れてしまっていたのかもしれません。
それほどまでに、あーりん、夏菜子ちゃん、しおりん、杏果、れにちゃん、
あなたたちの歌には心があって、愛があって、優しさがあるの。
あなたたちのダンスには友情があって、情熱があって、美しさがあるの。
あなたたちの言葉には力があって、希望があって、夢があるの。

でも彼女たちはあくまでアイドルであるから、もしかして、今まで見たものは全部虚像かもしれないな、って今回思いました。
私は今まで、アイドルでいること、ももクロでいることが彼女たちの幸せなんだと勝手に思ってしまっていました。
ももクロはいつでも、当たり前にそこにいて、当たり前に「またね」と言ってくれていたから。
飾らないとびきりの笑顔で、ステージに立っていてくれたから。

私は勝手にももクロを永遠のものとして、ももクロを、いや、杏果を苦しめていた。

杏果の卒業の苦しみは、それに気づいてしまったことへの苦しみだったように思います。



私はすっかりももクロに夢中になっていて、気が付けなかったんです。

ももクロから出るものはすべて真実だと、思っていたんです。

でも。もしかしたら、もしかしたらだけど、彼女たちの歌に、ダンスに、言葉に、すっかり騙されてたのかもしれない。




これだけ聞いたらすっごい悲しいことのようだけど、そうじゃないんです。



私は、万が一嘘だとしても、これからいくらでも、ももクロに騙されよう、と思っています。


ももクロがステージに立ち続けてくれる限り、私は騙され続けたい。


だって、本当に全部嘘だったとしても、こんなに人を幸せな気持ちにしてくれる嘘はないから。


「ずっと歌い続ける」「笑顔の天下」


嘘でもいいから、まだ夢を見させてほしい。


ここまで夢を見させてくれた5人、ありがとう。


これからも夢を見させてくれると、一緒に見ようと言ってくれた4人、本当にありがとう。






そして、有安杏果さんへ。

ごめん、先に嫌なこと、あーりん主義者からひとつだけ言わせてね。ごめんなさい。

あーりんに対して「いつもアイドルでいる姿勢を教えてもらいました」って言葉だけは、
私はどうしても悲しい。
あの一言で、あーりんとの8年間を片付けてほしくない。
二人の間に何があるかは私はわからないし、本当に無責任なことを言ってるのはわかってます。
でも、杏果が声出ない時に、杏果の代わりに声を出していた人、インフルエンザで紅白出られなかった時に、お面を持っていた人、
その人への言葉をそんな無味乾燥なものにしてほしくなかった。ももクロを初めて見た人でも言えるような、そんな言葉選んでほしくなかった。
あなたが口下手なのはわかっています。
もし可能であれば、恥ずかしいかもしれないけど、あの子にまた別の言葉で伝えてあげてほしいです。
あーりんが車いすの時は支えてくれていたし、お互い様(?)だと思うけど、オタクから見たらいざという時に支え合う印象の強い二人でした。
まぁ、だからなんだよって言われたら黙りますけど…。


そんな話はここまでで。


ここまで、甘くて優しい夢を見させてくれて、本当にありがとう。
杏果推しは、あーりん推しから見てもとってもうらやましいなと思うことが多かったです。
あれほどまでに、オタクと一歩ずつ歩いてくれるアイドルは、杏果しかいないと思います。
歩調を合わせて、と国立で言ってくれたこと、実現してくれていたんだろうなと思います。


私達の期待は、重かった?時に苦しかった?
本当に、ごめんなさい。
でも、「幸せなアイドル生活だった」ってあなたの言葉を信じさせてください。
モノノフからの、モモノフからの想いは、一緒に連れて行ってください。
みんなが5人のももクロを惜しむ気持ちはホンモノだけど、杏果の幸せを心から祈っている気持ちもまたホンモノです。
重たい荷物はおろして、ゆっくり休んで、ゆっくり、自分の好きなことをしてください。

みんなが何も言えなくなるくらい、幸せになってください。


8年間、お疲れ様でした。
たくさんたくさん、ありがとう。
これからもずっと、遠くの空から応援しています。





それから、4人のももいろクローバーZの皆さんへ。

続ける、という決断は、とても勇気のいることだったと思います。
それでも、この道を選んでくれて、笑顔を見せてくれてありがとう。

杏果の穴を埋める、じゃなくて、4人のももクロとして、いてほしいです。
なんていえばいいのかな、私の中では、揚げパンがドーナツになったってイメージです。
無理に杏果の穴を埋めないでほしいです。
そのままの4人でいてほしいです。
まだまだ道なき道を歩こうとする4人の足元、これからも照らしていきたいです。
これからも大好きなももクロを応援させてください。

でも、無理はしないでください。

みんなが幸せであることが、私の一番の願いです。





そして最後に、愛しのあーりんへ。

たくさんの気持ちを抱えて尚、モノノフのことを想ってくれてありがとう。
ブログの言葉に何度救われたかわかりません。

あの空でのあのパートは相当に勇気がいったと思います。
逃げずにモノノフに向き合ってくれる、モノノフに寄り添ってくれる、
そんなあーりんを好きになれたことは、私の人生の誇りです。

一緒に歩もうとしてくれてありがとう。一緒に作ろうとしてくれてありがとう。

これからも、ずっとずっと大好きです。
これからも、ずっとずっと、応援させてください。






あーりんわっしょい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


よっしゃ、はじめのいーっぽ!